価格交渉も任せられる
所有している一棟マンションをいつ売却するか、そもそも売却したほうが良いのかで迷っている方は多いもの。ここではマンションの売却の正しいタイミングについて紹介します。
マンション売却に関して疑問を持っている方はたくさんいるのではないでしょうか。売却するうえで1番重要とも言えるのが「時間軸」です。お金は置いておくとどんどん価値が変化していきます。そのため、今持っているお金が数年後には驚くほど価値が高くなっているという可能性もありえるのです。
例えば、今7,000万円で売却できると言われたマンションでも、3年後は経年劣化で確実に価格は下がりますし、万が一同じ7,000万円で売れたとしても、貨幣価値が下がり、結果、価値が下がっているかもしれないということ。昔の珈琲の金額で今珈琲が飲めないのと同じです。
現在、売却先が見つかるのなら、5年ほど保有するのではなくすぐ売却してしまったほうが良いかもしれません。
不動産投資をしている方なら、大規模修繕について把握しているのが当たり前なはずです。しかし、相続で急に一棟マンションを保有した地主さんの中には投資に関して理解していない人もたくさんいます。メーカーに運営を任せっぱなしだと、割高な提案をされてしまい修繕費用やリフォーム費用で多額なローンを抱えてしまいかねません。
実際に、実家の父母が経営しているアパートを継ぐと借金まみれだったというケースもあります。売却を考えずにずるずる経営していると同時にメーカーに任せっきりにしてしまっていると、儲かるどころかいつの間にか借金に追われてしまっているということもあるので気を付けましょう。
投資や運営の知識がない方が物件を運営していると、メンテナンスをいつしたら良いのかわからないため、何十年も修繕されていないケースがあります。また、経営能力がない大家さんの場合、業者やメーカーなどに経営を丸投げしてしまうためメンテナンスに大量のお金を使ってしまうことに。しかし、後者の場合はメンテナンスをしていることによって、売却のタイミングがくるとスムーズに売ることが可能です。
メンテナンスをしないままの物件を、相続税のためだけに売却してしまうと、買い手側が有利となり、高く売ることができない場合がほとんど。日頃から、物件のメンテナンスを行なったり、施策をうったりしておくと、売却するタイミングで高く売ることができるのです。
急に相続したマンションのメンテナンス状態と言われても全くわからないのではないでしょうか。相続マンションの現在の価値の把握も含め、すべて依頼できる仲介業者に聞いてみることをお勧めします。
当サイトがお勧めする仲介業者も参考にしてみてください。